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2024年12月

2月から市民と座談会 石田大館市長 「対話」で施策に反映 初回は「子育て」テーマ

2024-12-27
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 大館市の石田健佑市長は26日の定例会見で、市民との座談会を2月に開始すると発表した。9月の就任当初から対話を重視する姿勢を示しており、幅広く意見を聞いた上で各地域の実情に合わせた施策に反映させたい考え。第1回は城南学区の住民を対象とし、「子育て」をテーマに語り合う。

7人超の激戦か 鹿角市議選立候補予定者説明会 女性含む25人出馬へ

2024-12-27
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 任期満了に伴う鹿角市議選(来年3月2日告示、9日投開票)の立候補予定者説明会が26日、市役所で開かれ、現職13人、元職1人、新人10人の計24人の陣営が出席した。欠席した現職1人が出馬する意向であるため現時点で出馬予定は25人。女性は3人。定数18に対して7人オーバーの激戦となる情勢だ。進退を検討中の現職も見られ、流動的な面もある。

冬の北秋田楽しんで 短期チャレンジ留学 首都圏などの14人参加 初日はきりたんぽ作り

2024-12-27
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 県外の小中学生が北秋田市の自然や教育活動に触れる「短期チャレンジ留学」が26日、合川学童研修センターなどで始まった。首都圏などから14人が参加し、初日は同センターできりたんぽ作りを体験した。

大館 商品開発で地方創生を 元協力隊員のCA2人 来春のお披露目目指す 北鹿とコラボ 付加価値付けて発信

2024-12-26
酒母造りの作業を体験する元隊員の2人(北鹿)
 大館市地域おこし協力隊員として活動した全日空(ANA)の客室乗務員(CA)の女性2人が、同市の酒造会社・北鹿と共同で商品開発を進めている。「大館を盛り上げたい」という思いで、同社から賛同を得た。酒造りの作業・工程を学びながら、商品名、ラベルデザインなどを考案する。付加価値をつけることで、大館の地酒の魅力を広く発信したい考えだ

積雪30センチ、きょう営業開始 薬師山スキー場 設備更新し安全に

2024-12-26
 北秋田市営薬師山スキー場で25日、今季のスキー場開きと安全祈願祭が行われた。ゲレンデの積雪は30センチ。滑走に十分なことから26日に営業を開始する。指定管理者の今泉自治会(成田佳則会長)や市、警察、消防、商工関係者ら約20人がシーズン中の繁盛と利用者の安全を祈願した。

2024年11月

かづの厚生病院 小児科常勤医 岩手医科大が派遣中止へ 鹿角市12月議会

2024-11-30
 鹿角市の12月定例議会は29日開会した。2023年度各会計決算4件を全会一致で認定したほか、専決処分案1件を承認。行政報告の中で関厚市長は、かづの厚生病院小児科の常勤医師について、岩手医科大学が来年4月から派遣を取りやめる意向であることを明らかにした。

乗り合いタクシー エアポートライナー 空港と大館市中心部直結 あす、実証運行スタート

2024-11-30
 大館市は、大館能代空港(北秋田市)と大館市中心部を直通で結ぶ乗り合いタクシー「大館エアポートライナー」の実証運行を12月1日に開始する。予約制で、空港の発着に合わせて1日3往復運行する。秋田自動車道を走行して移動時間を約30~40分に短縮し、乗降場所はビジネスホテルやJR大館駅など9カ所に設定した。増加する空港利用者の利便性向上につなげる。石田健佑市長が29日の定例会見で発表した。

科学の〝甲子園〟県代表に 鷹巣中3人が力を合わせ 12月、兵庫県でチーム戦

2024-11-30
全国大会に出場する鷹巣中の3人(左から暖胡さん、綾彦さん、こまりさん)
 全国の中学生が科学の思考力や技能を競う第12回「科学の甲子園ジュニア全国大会」(12月13~15日・兵庫県姫路市)に、本県代表として北秋田市鷹巣中学校(山田理校長)の生徒が出場する。佐藤暖胡(はるこ)さん、佐藤綾彦さん、佐藤こまりさんの2年生3人。同じく県大会で最優秀賞を獲得した由利本荘東中の生徒と共に6人チームで臨む。本番を間近に控え、鷹巣中の3人は「力を合わせて課題に取り組みたい」と意気込む。

国道105号大覚野峠 バイパス整備着手へ 国交省能代 トンネルで災害に強く 来月15日に起工式

2024-11-29
 国土交通省能代河川国道事務所は28日、国道105号(仙北市―北秋田市)の大覚野峠防災工事に着手すると発表した。急勾配や急カーブが連続しており、災害に強いネットワークの確保を目的として整備する延長5・7キロのバイパス事業。2021年度から直轄権限代行で進めており、12月15日に仙北市で起工式を行う。

北秋田 遺跡を複合現実(MR)でより深く 鷹巣中で体験授業 大日本印刷の新技術で

2024-11-29
HMDを通して見られる映像を手で操作しながら鑑賞する生徒たち(鷹巣中)
 北秋田市鷹巣中学校で27日、世界文化遺産・伊勢堂岱遺跡(脇神)の出土品を複合現実(MR)上で鑑賞できるシステムの体験授業が行われた。総合印刷業「大日本印刷」(本社・東京都)が最新のデジタル技術を提供。同校1年生26人が、MRの世界に触れ、地元の遺跡に理解を深めた。

2024年10月

ふるさと納税 上半期は2億5千万円 大館市 コメ在庫不足で伸び悩み

2024-10-31
 大館市は、ふるさと納税の2024年度上半期実績をまとめた。期末に駆け込みがあった前年同期に比べて、1万258件減の1万3313件、1億7854万円減の2億4597万円。昨年の不作で返礼品のコメの在庫不足が響き、序盤は低調に終わった。新米予約を1カ月前倒ししたが、米価高騰が進み、適正価格の見直しに8月中旬から受け付けを一時止めたこともあり伸び悩んだ。市は、コメ以外の返礼品の充実を図り、寄付獲得につなげたい考え。

子ども、若者支援 切れ目なく総合的に 鹿角市の子ども計画 会議で骨子案示す

2024-10-31
 鹿角市の子ども・子育て会議(田中喜昭会長)が30日、市福祉保健センターで開かれ、席上、来年3月までに策定する子ども計画の骨子案が示された。子ども、若者支援を切れ目なく行うため、環境の整備など四つの基本目標を掲げた。具体的施策などを盛り込んだ素案は11月の次回会議に提出する予定。

自転車 走行中のながらスマホなど 改正道交法で11月から罰則 北鹿の警察も周知強化

2024-10-31
駅を利用する高校生に啓発チラシを配る国際情報高の生徒(JR大館駅)
 自転車運転中の携帯電話使用(ながらスマホ)や酒気帯びに罰則を新設した改正道交法が、11月1日に施行される。違反を繰り返した場合には、自転車運転者講習の受講も必要になる。利用者には学生も多いため、北鹿地方の警察署では周知に力を入れている。

自動運転バス 「レベル2」で一般試乗 11月16日から3日間 大館市の実証事業

2024-10-30
 大館市はドライバーを必要としない自動運転「レベル4」の導入に向けて、11月5日から18日まで自動運転バスを使った実証実験を行う。走行ルートは大館駅―総合病院間の約5・5㌔。16日から運転手も乗車するレベル2で、1日5~6便の一般試乗を予定する。実験を通じて自動運転車両が走る社会を身近に感じてもらい、実装へ市民の意識醸成を図りたい考え。

きりたんぽ 「本場の味」知る機会に 本場大館協会 塩釜市で初の体験会

2024-10-30
作ったみそ付けたんぽを味わう親子(塩釜市第一小学校)
 大館市の食文化に理解を深めてもらおうと秋田名物本場大館きりたんぽ協会(石川博司会長)は宮城県塩釜市で親子向けのきりたんぽ作り体験会を開いた。これまできりたんぽのPRは首都圏のイベントが中心で、自治体に出向いて体験会を開くのは初めて。みそ付けたんぽと鍋を作って味わい、参加者から好評で、事務局の大館市観光課は「本場の味を知り、将来大館に食べに来るなど交流人口拡大につながれば」と話す。
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2024年9月

北鹿中学新人野球 鷹巣、3年連続9度目V 決勝で田代破る 最優秀選手に岩本さん

2024-09-30
3連覇を果たした鷹巣の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
 第70回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、大館市文教振興事業団共催)は最終日の29日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝と決勝を行い、鷹巣が3年連続9度目の優勝を果たした。

北欧の杜公園 県内外から名車ずらり ノスタルジックカーフェスタ 好天の園内に170台

2024-09-30
 第12回「ノスタルジックカーフェスタin北欧の杜2024」が29日、北秋田市上杉の北欧の杜公園で開かれた。コロナ禍で休止していたが、再開を希望する愛好家の熱意に押されて住民有志でつくる実行委員会(三ツ倉弘文会長)が5年ぶりに開催。昭和から平成初期にかけて製造された車170台が県内外から集まり、幅広い年代の来場者でにぎわった。

「文化の力で地域豊かに」 鹿角市芸文協 創立50周年で芸能祭

2024-09-30
 鹿角市芸術文化協会(黒澤一夫会長、24団体)の創立50周年記念チャリティー芸能祭が29日、コモッセで開かれた。歌や踊り、楽器演奏などの17団体、総勢100人余りが日頃の練習の成果を披露し、詰めかけた多くの市民らを魅了した。

大館市23年度決算 実質収支5億円の黒字 14特別会計 歳入歳出とも微減

2024-09-29
 大館市の2023年度決算のうち、14の特別会計を合わせた歳入は前年比2・2%減の198億8587万円、歳出が193億8929万円で1・9%減少した。実質収支は4億9658万円の黒字、前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は7686万円の赤字だった。

「歴史と伝統を築く」 鹿角高開校式 生徒ら650人、誓い新た

2024-09-29
式典で誓いの言葉を述べる阿部生徒会長(鹿角高校)
 鹿角地域の旧花輪、十和田、小坂の3高校を統合し4月にスタートした鹿角高校(佐藤貢校長)の開校式が28日、同校で行われた。生徒、来賓を含め約650人が出席。鹿角地域唯一の高校として新たな歴史と伝統を築いていくことを改めて誓った。
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