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2024年11月

市民の声 生活環境関連が8割 大館市 上半期は238件減の525件

2024-11-27
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 大館市に寄せられた要望や意見などの「市民の声」は本年度上半期(4~9月)で525件となり、前年同期に比べ238件減少した。ごみや害虫の対処など生活環境関連が約8割を占め、このうちほぼ全ての案件については対応済み。実施中や検討中を含めた回答は、分野ごとにホームページ(HP)で公表している。

秋田杉の積層材家具 ウッドデザイン賞を受賞 沓澤製材所(大館)など共同で

2024-11-27
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ウッドデザイン賞を受賞した家具シリーズ
 木ダボ(短い棒)だけで接合する秋田杉の積層材「DLT」を活用した家具シリーズが、日本ウッドデザイン協会のウッドデザイン賞2024を受賞した。大館市の企業など5者共同で応募し、木の特徴を生かしたデザインや環境配慮への取り組みなどが評価された。

米内沢小 「もりかつ」初集会で気勢 森吉活性化プロジェクト

2024-11-27
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「もりかつ盛り上げるぞ」と団結を誓う児童たち(米内沢小)
 北秋田市の米内沢小学校(成田彦智校長、児童120人)で26日、「総合的な学習の時間」の成果などを発表する「もりかつ集会」が開かれた。今春の前田小との統合で児童の活動範囲が広がったほか、学習の成果を地域に知らせる展示を内陸線の各駅などで行い、地域とのつながりを深めていることが発表された。

物価高対応 低所得1千世帯に10万円 石田市長が行政報告 調整給付は5億円

2024-11-26
 大館市の12月定例議会が25日開会し、会期を12日までの18日間と決めた後、石田健佑市長の行政報告と議案上程を行い散会した。市長は物価高騰対応として低所得の1060世帯に10万円ずつ支給したと報告。定額減税に伴う調整給付は1万2710人で計5億45万円に上った。適切に管理された森林の認証面積は7000㌶を超える見通しになったことを明らかにした。

いぶりがっこ 新施設稼働、工場貸し出し 新たな形で製造本格化 大館 「伝統の味」継承へ力

2024-11-26
とっと工房では、新設したいぶし小屋で作業が最盛期を迎えている(大館市比内町達子字前田野)
 改正食品衛生法が6月から完全実施となり、漬物製造業の営業規定が厳格化され、本県を代表する漬物「いぶりがっこ」の製造が新たな形で始まっている。大館市では新設した施設を稼働開始したり、生産者に工場を貸し出したりする事業所がある。「伝統の味」を守るための作業が本格化している。

2024年10月

ふるさと納税 上半期は2億5千万円 大館市 コメ在庫不足で伸び悩み

2024-10-31
 大館市は、ふるさと納税の2024年度上半期実績をまとめた。期末に駆け込みがあった前年同期に比べて、1万258件減の1万3313件、1億7854万円減の2億4597万円。昨年の不作で返礼品のコメの在庫不足が響き、序盤は低調に終わった。新米予約を1カ月前倒ししたが、米価高騰が進み、適正価格の見直しに8月中旬から受け付けを一時止めたこともあり伸び悩んだ。市は、コメ以外の返礼品の充実を図り、寄付獲得につなげたい考え。

子ども、若者支援 切れ目なく総合的に 鹿角市の子ども計画 会議で骨子案示す

2024-10-31
 鹿角市の子ども・子育て会議(田中喜昭会長)が30日、市福祉保健センターで開かれ、席上、来年3月までに策定する子ども計画の骨子案が示された。子ども、若者支援を切れ目なく行うため、環境の整備など四つの基本目標を掲げた。具体的施策などを盛り込んだ素案は11月の次回会議に提出する予定。

自転車 走行中のながらスマホなど 改正道交法で11月から罰則 北鹿の警察も周知強化

2024-10-31
駅を利用する高校生に啓発チラシを配る国際情報高の生徒(JR大館駅)
 自転車運転中の携帯電話使用(ながらスマホ)や酒気帯びに罰則を新設した改正道交法が、11月1日に施行される。違反を繰り返した場合には、自転車運転者講習の受講も必要になる。利用者には学生も多いため、北鹿地方の警察署では周知に力を入れている。

自動運転バス 「レベル2」で一般試乗 11月16日から3日間 大館市の実証事業

2024-10-30
 大館市はドライバーを必要としない自動運転「レベル4」の導入に向けて、11月5日から18日まで自動運転バスを使った実証実験を行う。走行ルートは大館駅―総合病院間の約5・5㌔。16日から運転手も乗車するレベル2で、1日5~6便の一般試乗を予定する。実験を通じて自動運転車両が走る社会を身近に感じてもらい、実装へ市民の意識醸成を図りたい考え。

きりたんぽ 「本場の味」知る機会に 本場大館協会 塩釜市で初の体験会

2024-10-30
作ったみそ付けたんぽを味わう親子(塩釜市第一小学校)
 大館市の食文化に理解を深めてもらおうと秋田名物本場大館きりたんぽ協会(石川博司会長)は宮城県塩釜市で親子向けのきりたんぽ作り体験会を開いた。これまできりたんぽのPRは首都圏のイベントが中心で、自治体に出向いて体験会を開くのは初めて。みそ付けたんぽと鍋を作って味わい、参加者から好評で、事務局の大館市観光課は「本場の味を知り、将来大館に食べに来るなど交流人口拡大につながれば」と話す。
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2024年9月

北鹿中学新人野球 鷹巣、3年連続9度目V 決勝で田代破る 最優秀選手に岩本さん

2024-09-30
3連覇を果たした鷹巣の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
 第70回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、大館市文教振興事業団共催)は最終日の29日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝と決勝を行い、鷹巣が3年連続9度目の優勝を果たした。

北欧の杜公園 県内外から名車ずらり ノスタルジックカーフェスタ 好天の園内に170台

2024-09-30
 第12回「ノスタルジックカーフェスタin北欧の杜2024」が29日、北秋田市上杉の北欧の杜公園で開かれた。コロナ禍で休止していたが、再開を希望する愛好家の熱意に押されて住民有志でつくる実行委員会(三ツ倉弘文会長)が5年ぶりに開催。昭和から平成初期にかけて製造された車170台が県内外から集まり、幅広い年代の来場者でにぎわった。

「文化の力で地域豊かに」 鹿角市芸文協 創立50周年で芸能祭

2024-09-30
 鹿角市芸術文化協会(黒澤一夫会長、24団体)の創立50周年記念チャリティー芸能祭が29日、コモッセで開かれた。歌や踊り、楽器演奏などの17団体、総勢100人余りが日頃の練習の成果を披露し、詰めかけた多くの市民らを魅了した。

大館市23年度決算 実質収支5億円の黒字 14特別会計 歳入歳出とも微減

2024-09-29
 大館市の2023年度決算のうち、14の特別会計を合わせた歳入は前年比2・2%減の198億8587万円、歳出が193億8929万円で1・9%減少した。実質収支は4億9658万円の黒字、前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は7686万円の赤字だった。

「歴史と伝統を築く」 鹿角高開校式 生徒ら650人、誓い新た

2024-09-29
式典で誓いの言葉を述べる阿部生徒会長(鹿角高校)
 鹿角地域の旧花輪、十和田、小坂の3高校を統合し4月にスタートした鹿角高校(佐藤貢校長)の開校式が28日、同校で行われた。生徒、来賓を含め約650人が出席。鹿角地域唯一の高校として新たな歴史と伝統を築いていくことを改めて誓った。
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