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2024年11月

国道105号大覚野峠 バイパス整備着手へ 国交省能代 トンネルで災害に強く 来月15日に起工式

2024-11-29
 国土交通省能代河川国道事務所は28日、国道105号(仙北市―北秋田市)の大覚野峠防災工事に着手すると発表した。急勾配や急カーブが連続しており、災害に強いネットワークの確保を目的として整備する延長5・7キロのバイパス事業。2021年度から直轄権限代行で進めており、12月15日に仙北市で起工式を行う。

北秋田 遺跡を複合現実(MR)でより深く 鷹巣中で体験授業 大日本印刷の新技術で

2024-11-29
HMDを通して見られる映像を手で操作しながら鑑賞する生徒たち(鷹巣中)
 北秋田市鷹巣中学校で27日、世界文化遺産・伊勢堂岱遺跡(脇神)の出土品を複合現実(MR)上で鑑賞できるシステムの体験授業が行われた。総合印刷業「大日本印刷」(本社・東京都)が最新のデジタル技術を提供。同校1年生26人が、MRの世界に触れ、地元の遺跡に理解を深めた。

鹿角市議パワハラ疑惑 「調査せず」に批判相次ぐ 市議会 市民と語る会 「全議員の意見公表を」

2024-11-29
 鹿角市議会は28日、コモッセで「市民と語る会」を開き、「かづの九条の会」(成田伸世代表)と「かづの母親連絡会」(成田洋子代表)の会員ら約30人と議員5人が意見を交わした。議員の市職員に対するパワハラが浮上した問題で、議会が自ら調査しないと決めたことについて参加者から「甘い」「怠慢」といった批判が相次いだ。また、参加者から調査の賛否について全議員17人の意思を公表すべきとの意見があり、議員が持ち帰って検討することにした。

北秋田市民病院 4病棟から3病棟へ 来年4月に再編 効率化で「持続可能に」

2024-11-28
 北秋田市民病院は27日に開かれた同院運営連絡協議会(会長・津谷永光市長)で、来年4月から現在の4病棟を3病棟に再編して運用することを報告した。「次世代へとつなぐ持続可能な病院づくり」を目的とした再編。現状の入院患者数に対応可能な病棟病床数で、入院の受け入れ能力に変更はない。

大館市の大印 台湾向け、販路拡大へ リンゴの海外出荷を開始

2024-11-28
台湾への輸出に向け、果樹の選果を行う大印の社員(大館市公設総合地方卸売市場)
 大館市青果魚類卸売(屋号・大印、土舘一弘社長)は、集荷した地元産リンゴの海外出荷を始めた。リンゴの輸出をできる選果、こん包施設はこれまで県内に1カ所しかなかったが、県北で初めて農林水産省から認定を受けた。台湾向けに今秋から出荷し、現地で好評を得ている。地元産果樹の販路拡大に向けて期待がかかる。

2024年10月

ふるさと納税 上半期は2億5千万円 大館市 コメ在庫不足で伸び悩み

2024-10-31
 大館市は、ふるさと納税の2024年度上半期実績をまとめた。期末に駆け込みがあった前年同期に比べて、1万258件減の1万3313件、1億7854万円減の2億4597万円。昨年の不作で返礼品のコメの在庫不足が響き、序盤は低調に終わった。新米予約を1カ月前倒ししたが、米価高騰が進み、適正価格の見直しに8月中旬から受け付けを一時止めたこともあり伸び悩んだ。市は、コメ以外の返礼品の充実を図り、寄付獲得につなげたい考え。

子ども、若者支援 切れ目なく総合的に 鹿角市の子ども計画 会議で骨子案示す

2024-10-31
 鹿角市の子ども・子育て会議(田中喜昭会長)が30日、市福祉保健センターで開かれ、席上、来年3月までに策定する子ども計画の骨子案が示された。子ども、若者支援を切れ目なく行うため、環境の整備など四つの基本目標を掲げた。具体的施策などを盛り込んだ素案は11月の次回会議に提出する予定。

自転車 走行中のながらスマホなど 改正道交法で11月から罰則 北鹿の警察も周知強化

2024-10-31
駅を利用する高校生に啓発チラシを配る国際情報高の生徒(JR大館駅)
 自転車運転中の携帯電話使用(ながらスマホ)や酒気帯びに罰則を新設した改正道交法が、11月1日に施行される。違反を繰り返した場合には、自転車運転者講習の受講も必要になる。利用者には学生も多いため、北鹿地方の警察署では周知に力を入れている。

自動運転バス 「レベル2」で一般試乗 11月16日から3日間 大館市の実証事業

2024-10-30
 大館市はドライバーを必要としない自動運転「レベル4」の導入に向けて、11月5日から18日まで自動運転バスを使った実証実験を行う。走行ルートは大館駅―総合病院間の約5・5㌔。16日から運転手も乗車するレベル2で、1日5~6便の一般試乗を予定する。実験を通じて自動運転車両が走る社会を身近に感じてもらい、実装へ市民の意識醸成を図りたい考え。

きりたんぽ 「本場の味」知る機会に 本場大館協会 塩釜市で初の体験会

2024-10-30
作ったみそ付けたんぽを味わう親子(塩釜市第一小学校)
 大館市の食文化に理解を深めてもらおうと秋田名物本場大館きりたんぽ協会(石川博司会長)は宮城県塩釜市で親子向けのきりたんぽ作り体験会を開いた。これまできりたんぽのPRは首都圏のイベントが中心で、自治体に出向いて体験会を開くのは初めて。みそ付けたんぽと鍋を作って味わい、参加者から好評で、事務局の大館市観光課は「本場の味を知り、将来大館に食べに来るなど交流人口拡大につながれば」と話す。
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2024年9月

北鹿中学新人野球 鷹巣、3年連続9度目V 決勝で田代破る 最優秀選手に岩本さん

2024-09-30
3連覇を果たした鷹巣の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
 第70回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、大館市文教振興事業団共催)は最終日の29日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝と決勝を行い、鷹巣が3年連続9度目の優勝を果たした。

北欧の杜公園 県内外から名車ずらり ノスタルジックカーフェスタ 好天の園内に170台

2024-09-30
 第12回「ノスタルジックカーフェスタin北欧の杜2024」が29日、北秋田市上杉の北欧の杜公園で開かれた。コロナ禍で休止していたが、再開を希望する愛好家の熱意に押されて住民有志でつくる実行委員会(三ツ倉弘文会長)が5年ぶりに開催。昭和から平成初期にかけて製造された車170台が県内外から集まり、幅広い年代の来場者でにぎわった。

「文化の力で地域豊かに」 鹿角市芸文協 創立50周年で芸能祭

2024-09-30
 鹿角市芸術文化協会(黒澤一夫会長、24団体)の創立50周年記念チャリティー芸能祭が29日、コモッセで開かれた。歌や踊り、楽器演奏などの17団体、総勢100人余りが日頃の練習の成果を披露し、詰めかけた多くの市民らを魅了した。

大館市23年度決算 実質収支5億円の黒字 14特別会計 歳入歳出とも微減

2024-09-29
 大館市の2023年度決算のうち、14の特別会計を合わせた歳入は前年比2・2%減の198億8587万円、歳出が193億8929万円で1・9%減少した。実質収支は4億9658万円の黒字、前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は7686万円の赤字だった。

「歴史と伝統を築く」 鹿角高開校式 生徒ら650人、誓い新た

2024-09-29
式典で誓いの言葉を述べる阿部生徒会長(鹿角高校)
 鹿角地域の旧花輪、十和田、小坂の3高校を統合し4月にスタートした鹿角高校(佐藤貢校長)の開校式が28日、同校で行われた。生徒、来賓を含め約650人が出席。鹿角地域唯一の高校として新たな歴史と伝統を築いていくことを改めて誓った。
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