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2024年11月

政治倫理条例 改正案を議員発議へ 鹿角市議会 12月定例会に 議員パワハラ防止対策

2024-11-23
 鹿角市議が市職員に対し、パワハラを行ったとする疑惑が浮上した問題で、市議会は議員のハラスメント行為の防止などを政治倫理基準に追加した議員政治倫理条例の一部改正案を12月定例会に議員発議で提出する予定だ。

家庭的保育 「くうねゆう」来春開設 鹿角市内2施設目 保育士2人が立ち上げ

2024-11-23
家庭的保育施設「くうねゆうベビールーム」の中村代表㊧と奈良さん(鹿角市十和田瀬田石)
 鹿角市十和田瀬田石の家庭的保育施設「くうねゆうベビールーム」(中村正子代表)は来春の事業開始に向け、準備を進めている。自宅を活用して少人数の保育を行う取り組みで、先月31日、鹿角市から事業認可を受けた。中村代表は「少人数で、時間に追われずにゆっくりと保育してほしいというニーズに応えていきたい」と話した。

大館 関係人口増、地域振興へ 6年ぶりに再始動 市民参加ミュージカル 慶応大生が合宿も

2024-11-23
 慶応義塾大学の大学生と大館市の小中高校生でミュージカルを作る―。2019年1月に開催された市民参加型ミュージカル企画「All Actors Project(オールアクターズプロジェクト)」が、約6年の時を経て再び動き出した。当時の参加メンバーだった同市出身者を中心に再始動。地元の児童生徒から出演者を募り、来年1月12日の公演を目指す。同大・長谷部葉子研究会が全面的に協力し、大館で2泊3日の合宿も行う計画。関係人口の創出、地域振興につなげたい考えだ。

マイナカード 大館市で申請急増 移行へ10日余り 1週間に170人超

2024-11-22
駆け込みで申請に訪れる市民(大館市役所)
 12月2日に現行の健康保険証の新規発行が停止され、マイナンバーカードと一体化する「マイナ保険証」への移行まで10日余りとなり、大館市で申請が急増している。事前予約制の市役所では連日上限に達して断らざるを得ないほど。時間外窓口を開設したり、個人宅などへ出張したりしてサポートに当たっている。

曲げわっぱ 大館市の工房E08 「酒器セット」が初入賞 兵庫の国際公募展

2024-11-22
入賞した「酒器セット」=仲澤代表提供
 兵庫県伊丹市で開催中の国際公募展「2024伊丹国際クラフト展」で、大館市二井田の「曲げわっぱ工房E08(いーわっぱ)」の「酒器セット」が初入賞を果たした。国内外約1200点の応募作品から選ばれ、東北地方で唯一の受賞となった。制作した仲澤恵梨代表は「自信につながった。伝統工芸の曲げわっぱが入賞したことで、別分野の人にも知ってもらえたのでは」と手応えをにじませる。

2024年10月

ふるさと納税 上半期は2億5千万円 大館市 コメ在庫不足で伸び悩み

2024-10-31
 大館市は、ふるさと納税の2024年度上半期実績をまとめた。期末に駆け込みがあった前年同期に比べて、1万258件減の1万3313件、1億7854万円減の2億4597万円。昨年の不作で返礼品のコメの在庫不足が響き、序盤は低調に終わった。新米予約を1カ月前倒ししたが、米価高騰が進み、適正価格の見直しに8月中旬から受け付けを一時止めたこともあり伸び悩んだ。市は、コメ以外の返礼品の充実を図り、寄付獲得につなげたい考え。

子ども、若者支援 切れ目なく総合的に 鹿角市の子ども計画 会議で骨子案示す

2024-10-31
 鹿角市の子ども・子育て会議(田中喜昭会長)が30日、市福祉保健センターで開かれ、席上、来年3月までに策定する子ども計画の骨子案が示された。子ども、若者支援を切れ目なく行うため、環境の整備など四つの基本目標を掲げた。具体的施策などを盛り込んだ素案は11月の次回会議に提出する予定。

自転車 走行中のながらスマホなど 改正道交法で11月から罰則 北鹿の警察も周知強化

2024-10-31
駅を利用する高校生に啓発チラシを配る国際情報高の生徒(JR大館駅)
 自転車運転中の携帯電話使用(ながらスマホ)や酒気帯びに罰則を新設した改正道交法が、11月1日に施行される。違反を繰り返した場合には、自転車運転者講習の受講も必要になる。利用者には学生も多いため、北鹿地方の警察署では周知に力を入れている。

自動運転バス 「レベル2」で一般試乗 11月16日から3日間 大館市の実証事業

2024-10-30
 大館市はドライバーを必要としない自動運転「レベル4」の導入に向けて、11月5日から18日まで自動運転バスを使った実証実験を行う。走行ルートは大館駅―総合病院間の約5・5㌔。16日から運転手も乗車するレベル2で、1日5~6便の一般試乗を予定する。実験を通じて自動運転車両が走る社会を身近に感じてもらい、実装へ市民の意識醸成を図りたい考え。

きりたんぽ 「本場の味」知る機会に 本場大館協会 塩釜市で初の体験会

2024-10-30
作ったみそ付けたんぽを味わう親子(塩釜市第一小学校)
 大館市の食文化に理解を深めてもらおうと秋田名物本場大館きりたんぽ協会(石川博司会長)は宮城県塩釜市で親子向けのきりたんぽ作り体験会を開いた。これまできりたんぽのPRは首都圏のイベントが中心で、自治体に出向いて体験会を開くのは初めて。みそ付けたんぽと鍋を作って味わい、参加者から好評で、事務局の大館市観光課は「本場の味を知り、将来大館に食べに来るなど交流人口拡大につながれば」と話す。
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2024年9月

北鹿中学新人野球 鷹巣、3年連続9度目V 決勝で田代破る 最優秀選手に岩本さん

2024-09-30
3連覇を果たした鷹巣の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
 第70回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、大館市文教振興事業団共催)は最終日の29日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝と決勝を行い、鷹巣が3年連続9度目の優勝を果たした。

北欧の杜公園 県内外から名車ずらり ノスタルジックカーフェスタ 好天の園内に170台

2024-09-30
 第12回「ノスタルジックカーフェスタin北欧の杜2024」が29日、北秋田市上杉の北欧の杜公園で開かれた。コロナ禍で休止していたが、再開を希望する愛好家の熱意に押されて住民有志でつくる実行委員会(三ツ倉弘文会長)が5年ぶりに開催。昭和から平成初期にかけて製造された車170台が県内外から集まり、幅広い年代の来場者でにぎわった。

「文化の力で地域豊かに」 鹿角市芸文協 創立50周年で芸能祭

2024-09-30
 鹿角市芸術文化協会(黒澤一夫会長、24団体)の創立50周年記念チャリティー芸能祭が29日、コモッセで開かれた。歌や踊り、楽器演奏などの17団体、総勢100人余りが日頃の練習の成果を披露し、詰めかけた多くの市民らを魅了した。

大館市23年度決算 実質収支5億円の黒字 14特別会計 歳入歳出とも微減

2024-09-29
 大館市の2023年度決算のうち、14の特別会計を合わせた歳入は前年比2・2%減の198億8587万円、歳出が193億8929万円で1・9%減少した。実質収支は4億9658万円の黒字、前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は7686万円の赤字だった。

「歴史と伝統を築く」 鹿角高開校式 生徒ら650人、誓い新た

2024-09-29
式典で誓いの言葉を述べる阿部生徒会長(鹿角高校)
 鹿角地域の旧花輪、十和田、小坂の3高校を統合し4月にスタートした鹿角高校(佐藤貢校長)の開校式が28日、同校で行われた。生徒、来賓を含め約650人が出席。鹿角地域唯一の高校として新たな歴史と伝統を築いていくことを改めて誓った。
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